天下大動乱を生きる知恵!!

不朽の漢王朝もあえなく瓦解、人は何を頼りに生きるのか?! 無力化した儒学に代わり、人間本然の姿と魂の救済求め盛行する老荘思想!! 建安七子、竹林の七賢、術者、皇妃の世界を描く。初の現代訳『魏志倭人伝』収録!!

「中国の思想 第4期」『三国志V 不服従の思想』(徳間書店) の帯

えーと

老荘思想!!」がちょっと面白かったので引用。
三国志といえば、三国志演義、というイメージがあるけど、このシリーズは歴史書の「三国志」を訳したもの。これに「後漢書」「晋書」「世説新語*1からエピソードを取って、再構成している。全訳本ではないので、そちらを読みたい人はちくま学芸文庫から出ているのを読むべし。
どうでもいいけど、「魏志倭人伝」とか「卑弥呼」が一発で出るanthyすごい。

*1:後漢書」は、三国時代の前、後漢朝についての歴史書。「晋書」は、三国時代の後の歴史書。「世説新語」は後漢の終わりから晋の時代までの様々な人物の逸話集