土曜日はいい天気だった。白くて静かで。
ブックオフで『言葉・狂気・エロス』の現代新書版を購入。

数年前(2007)に学術文庫版が出ているが、新書版の方が好き。
「学術文庫版のためのあとがき」が増えてるなどといった文章の違いはない(他人の解説がついたくらい)。
しかし新書版にあった図版や写真が文庫版ではすべて削られている。特に章の扉絵がないのはいただけない。セットで読みたい前著『言葉と無意識』が文庫になってないのも不揃いな印象を与える。
文庫版が新書版よりいいのは表紙のデザインくらいか。