芥川が無性に読みたくなった。「孤独地獄」だ。どうしても電車で「孤独地獄」を読みながら帰りたい。あと「老年」。
そんなわけで芥川全集の一巻を探して古本屋街を歩き回る。これは楽勝だろう、とたかをくくっていたらちっとも見つからなくて焦る。やっと見つけて、レジに持っていったら店主が「それなら揃いがあるよ」と教えてくれた。お店の隅に、たしかにあった。6冊揃い1600円。安い。
一冊ずつ、ゆっくり探そうかな、と思っていたのが、あっさり揃ってしまった。やったぜ。ひゃっほう。