吉里吉里のTJSはかなり良いと思う

吉里吉里は誰もが知ってるだろうノベルゲームエンジンだ。
KAGスクリプトでシナリオを書き、必要ならTJSというJavaScriptに似た言語を使って機能拡張することもできる。
さて、このTJSなのだが、2Dゲーム制作用スクリプトとしてかなり良い感じなのじゃないか、と思う。
ドキュメントを見ればわかるけど、加算、減算合成ができるは、拡大縮小に回転ができるは、oggが鳴らせるは、なんと(なぜか)ジョイスティックが扱えるはと、もうノベルゲームエンジンだとかKAGシステムの拡張とか全部無視して、2Dゲームなら何でも作れるんじゃないか、という勢いである。
以前調べたとき、実際に(簡単な)シューティングゲームを実装してみた。オブジェクトが100個程度なら、当たり判定の処理をしながら描画しても(ほぼ)60fpsを保って動作することができた*1。
実行中、CPU使用率が100％のままになるのが問題だけど、それ以外は普通に制作ツールとして提案できるレベルだと思う。

*1:もちろんPC性能にもよるだろうけど、私の古いマシンでも十分な速度だったので最近のマシンなら余裕じゃないかな、と期待