小学生のときの親友に偶然会った。年単位で久しぶりに。彼は就職して、もう社会人になっていた(私は学生だ)。
聞けば、彼女ができた、と言う。そして、今日はデートなのだそうだ(私は授業だ)。
先日も、久しぶりに会った知合いに、彼女がいるんだ、と言われたばっかりだ(びっくりするやら、呆れるやら)。そのことを言ったら、勢いに乗らなきゃ、と彼は言う(ちょっと無理そうだ)。

自分で言うのもなんだが、ひねくれているのだ、私は。ただでさえ、生きているだけで、束縛と不自由だらけなのに、この上更に他人の拘束を受けるなんて、そんな自ら檻に入るようなことを、どうしてしなければいけないのか。そんなことを考えてしまう。
(他人に臆病なのをごまかしているだけではないのか、とか、ナルシスト過ぎて気持悪い、という指摘には賛成する。他の分析があったら教えて欲しい)