MagusTale(マギウステイルと読むらしい)の体験版を読んだ。ボイス付きのノベルって、こんなに読むのかったるかったっけ…?

序盤。学園長室の場面。学園に残るか、(記憶を失って)外へ戻るか選ぶところ。体験版では迷いなく学園に残っている。私としては、ここで選択肢を出して欲しかった(製品版だと出るのだろうか)。もちろん「戻る」を選んだら即終了。『AirAir編での最初の選択肢のように。「戻る」気満々だった私は、主人公が勝手に決めたせいで実に不満を覚えるのであった。私がひねくれているだけかもしれない。
それにしても、あの描写だと学園に残ったのは「魔法に興味があったから」というより「女に興味があったから」に見えてしかたない。「置いて帰るのは忍びない」みたいなことを言っていたけど、女に興味があったのだ、と思うと急に言い訳じみてくる。

しかし、明くる日

私は秋葉原にいた。製品版を探しに。買うのかよ、結局。
まあなんだかんだいって気に入ったのだ。なんだかんだが。気になってしまった時点で私の負け。で、数年ぶりにアキバへ行って、(主に中古)ショップを探し回ったわけだ。
変わったんだか変わらないんだかよくわからない通りを行ったり来たり。その末に、とうとう見つけた。


アトラク=ナクアを。


……


あれれ〜?

何故?

さすがにまだ半年前のソフト。良い値段(予算内の値段)になってはいないのだった。
で。「機会があればやりたいゲーム」リストの上位にあるこのゲームが、嘘みたいな値で売られているのをたまたま見て、思わず確保してしまいましたとさ。…たまにはこういうこともある。あるさ。
あちらこちらで素晴らしいだの傑作だのと聴いて期待はいや増すばかりなのだけど、それが逆に不安要素でもある。まあ、とにかく読んでみますよ。