『送電塔のミメイ』を読んだ

TRUE REMEMBRANCE(作者のサイト)

廃墟離島と呼ばれる、小さな島がある。
誰にもかえりみられることなく、寂しげに浮かぶその島には、化け物が出る。
化け物は島のあちこちにわき、人の念を喰っては形を成す。
名を、コゴリ鬼という。


役目を負って島を訪れ、コゴリ退治に挑む娘・ミメイ。
彼女の歩みと、送電塔が建つ島に暮らす人々の姿を描いた物語。

里見しば氏制作の分岐のないサウンドノベル(一般向け)。
3,4時間かけて一気に読んだ。もったいないことをしたかも。
1章ずつ、もっとじっくりゆっくり考えながら読んだ方がよかったかもしれない。
(TRUE REMEMBRANCEを読んだときも、一気に読んでしまったのだった)


EDのムービーがすごい。本格的。
制作過程がサイトで公開されています。
(見るのは、本編を読み終わってからにしましょう)
(今はもう、こんなにできるものなんだなあ…)


とてもいい、「共に未来を生きる」物語。
(これは憶測だけど、作者の身のまわりに、何かこういう事を考えさせるようなことがあったのじゃないだろうか)