金曜日の夜は月曜が待ち遠しかった

NHK-FM青春アドベンチャー「不思議屋料理店」4回目。
「飲むだろ、水」で終わったらもっとすっきりしたんじゃないだろうか。そんなことないか?
それにしても、この「不思議屋〜」シリーズはいつもいい短編を聴かせてくれる。
このキレの良さは芥川龍之介の短編に似ている、と知り合いが指摘してくれて、ああ、なるほど、である。
作ってる人たちはほんとにすごい。


青春アドベンチャーは、月曜から金曜まで一回15分で、大体全10回完結のラジオドラマ。
「不思議屋〜」シリーズは、番組オリジナルの、一つのテーマでいろいろな作家が書く一回完結の短編集。
これまで「不思議屋博物館」「不思議屋不動産」などがある。「不思議屋薬局」というのもあったか。
永井一郎演じる不思議屋(テーマによって、館長だったり、店主だったりする)と、男女一人ずつ、合わせて3人の少人数で演じられる。
個人的に深く印象に残っているのは、「不思議屋博物館」の「いも」。沁みた。


青春アドベンチャーは大好きなので、いろいろ書ける気がする(「小惑星美術館」とか、「アクアリウムの夜」とか…)。それはまた今度。