このあいだ立ち読みした本に、「万が一死にたくなったら、信頼できる友人かドクターに相談してほしい」という文章があった。あいにくドクターのあてはないし、(こんなことを相談できるほど)信頼できる友人にも心当たりがない(家族なんて論外だ)。だから、万が一死にたくなったら私の選択肢はこんな感じだろうか。

  1. 一人二役
  2. _

1は簡単にいえば、多重人格になる、とか、見えない友達をつくる、などして自分一人で「誰かに相談できる」状況をつくる、ということだ。外に対してなんのアプローチも必要ない点がこの選択肢の利点。例え深夜に話しかけても誰の迷惑にもならない。これもこの選択肢の利点。しかし、別の人格も見えない友達も、つくろうと思ってつくれるものなのか。仮につくれたとして、それらは確かに自分じゃないだろうけど、それは他人だろうか。この場合に必要とされる他人である、といえるだろうか?
2については割愛。