大鏡を読んでいたら、いくつか助動詞を忘れていて、意味がよくわからなかった。そこで、久しぶりに高校生の時使っていた古文の参考書を読む。助動詞どころか、動詞の活用の種類もだいぶ忘れていて、愕然。あんなに頑張って覚えたのに。


古文、漢文は高校生の時かなり好きな科目でした。試験は苦手だったけど。まあ、抵抗がなかった、というか、読むのは好きだったのです。なんでそんなに好きなのか、といわれると、うまく答えられないのですが。そうですね、漢詩を訓読したときのあの固い感じがいいから、とか、源氏物語が原文で読めるから、とか。このあたりでしょうか。
(今思ったのですが、古文、漢文を読むのに必要な作業が、パズルを解いているみたいで面白かったのが、一番の理由かもしれません。だめじゃん、私)
いい先生に恵まれたのも、古典嫌いにならずにすんだ原因だと思います。通っていた高校に、面白い古典の先生がいたのです。その先生の授業を受けなかったら、自分から紫式部日記を読みたい、などと思わなかったでしょう。


そんなわけで、今週は活用形を覚え直していました。明らかに高校生じゃないのに、電車の中で、ラ変動詞はあり、おり、はべり、いまそかり、とかやっているのはきっと私です。